今週のお題「小さい春みつけた」。
私がどんな時に春の訪れを感じるか…というと、ホームセンターの園芸コーナーに春植えの種や苗が並び始めたときですね。
コーナーが閑散としていた冬から一転、最近は続々と若い緑が並び始めています。
我が家ではリビング菜園を始めてもう 3 年になります。春は、そんな菜園の1年の方針を決めるタイミングでもあり、楽しみな季節です。
菜園の規模は年々拡大しているのですが、そうなると大変になってくるのが植物の管理です。水や肥料をやるタイミングや、人工授粉が必要かどうか、害虫対策などなど。効率的に管理したいですし、将来また育てるときのために記録を取っておきたい。
そこで、便利なものがないかなぁとアプリストアを見てみたら、たくさんのガーデニング・家庭菜園用アプリがあるんですよね。
いくつか試してみたところ、それぞれ機能や操作性が違っていて、一長一短。なかなかコレ!というものがありません。長期的に使っていきたいので、慎重に選びたいものです。
今回は利用するアプリを決める前段階として、いくつかのガーデニング・家庭菜園用アプリを試してみて、どんな機能があるのかまとめてみました。
カレンダー
どのアプリにも、日付と植物の成長や作業内容をセットで記録する機能は用意されています。しかし、一部のアプリには、カレンダーから日付を選択して過去の記録を確認する機能がありません(作物を選択して、作業日付と内容の履歴を見ることはできる)。
何日分か記録を入力してみて、使い勝手を試したいところです。
作物・花の個別管理
特定の作物や花に関する記録だけを表示できるようにする機能があるかどうか?
区画・畝(後述)機能がその役割を果たしていたり、記録ごとにタグ付けしてフィルターできたりと、アプリごとにその実現方法はいろいろなようです。
あるアプリは、記録する際に品種、科目、属名をドロップダウンから選ぶ必要があり、素人にはそんなの分らんよ、と思ってしまいました…。
天気・気温
天気・気温を記録する専用フィールドが用意されているアプリは少数派のようです。記録するにしても、少し場所がずれれば天気や気温は容易に変りますし、何時のデータを記録すればよいのか悩んでしまうので、日々の天気・気温の記録はあまり重要ではないかも(教えて詳しい人!)。
区画・畝
区画(畝)ごとに育てた(ている)作物を記録する機能です。連作障害(同一作物を同じ場所で育てると生育不良になる)を避けるうえで役立ちます。プランターで育てる場合、この機能は重要ではないですね。
写真記録
ぱっと見の成長具合がよく分からなくても、写真で比べるとしっかり成長しているのが分かるもの…なので、作業と合わせて写真を記録しておけるとお世話が楽しくなりそうです。
「シンプル観察日記」というアプリ(”シンプル観察日記”のご紹介)は、事前に選んでおいた写真を半透明に表示させることで、同じ角度、位置から同じ植物の写真を撮影し、その成長の過程を連続写真として動画で確認できる…という独自の機能があり、この機能のためだけに利用してもいいかなという気がします。
水・肥料リマインダー
水やりが必要なタイミングは土の乾き具合を見れば分かるので問題ないのですが、肥料は見た目からは分からないので計画的にやりたいところ。やるタイミングをお知らせしてくれる機能があればベターです。
SNS 共有
アプリに成長や作業を記録すると、同内容が X や Instagram に投稿される機能。
コミュニティ
アプリに記録した内容を同じアプリの他のユーザーに公開する機能。コメントや DM のやり取りも可能。
同じ植物を育てている他のユーザーの様子を見て参考にしたり、困ったことがあれば他のユーザーにアドバイスを求めたりできるので有益です。
データのバックアップ・エクスポート
長期的に利用する場合、機種変更したときにデータの引っ越しができるかが重要です。エクスポート機能を備えているアプリは少数派なので、いざとなったときに困らないよう、あらかじめチェックしておくと Good。
Android の場合は、アプリに機能が用意されていなくても、PC で仲介して該当するファイルを移動させれば何とかなるかもしれません。