今回読んだ本はこれ。
たまーに気になる特集が組まれているときに「本の雑誌」という雑誌を買っている。
本に関わる人たち――作家や編集者、書評家だけでなく、書店員や古本屋の店主、はては単なる一般の本好きまで、いろいろな立場の人があれこれと本について語って一冊の雑誌になっているのが面白い。
今号の特集は「この人の本の紹介が好き!」ということで、いろいろな場所で本を紹介している人を招いた企画。
本の紹介は、それは新聞や雑誌の書評欄やブログなどでの文字を尽くした紹介に限らず、SNS だったり Youtube だったり Amazon のレビューだったり、店頭のポップだったりいろいろなメディアで、いろいろな方法で行われている。
この特集では、そのようないろんなメディアで本を紹介している人々が座談会だったり、記事だったりで、本を紹介する楽しさやむずかしさ、その意義について考察する。
どうして本の紹介を始めたのか、やりがいは?なんて話題も。
個人的にもブログに本の記事を挙げるので、他の人がどんなことを考えて本を紹介しているのかは気になっていつつ、とはいえそれを聞く機会がそうそうあるわけもなく。興味深い企画でした。