もはある日記

岡山県の西端で、英日翻訳をしています。ここに「も」ステキなもの「は」いっぱい「ある」よ!

読書: "シェアリング" のオフィス戦略

フリーランスの仕事は、働く場所や時間を自分で選べるところがメリットです。

私の場合、顧客の機密情報を扱うことが多いので、公共の場所でできる仕事は限られます。作業効率を考えると、ディスプレイを複数枚使って、参考書籍を手元に置いて…となるので、結局は自宅でお仕事になってしまいます。

 

でも、時折他の場所で作業をしたくなることも…。そんなときはカフェやコワーキングオフィスを利用することがあります。他人の目があると、何となく仕事がはかどるんですよね…。

ということで、家の外で気分よく働く方法を模索していたりもします。

 

そこで読んでみた本がこちら。

『"シェアリング" のオフィス戦略』です。

この本は、新しいオフィスを開設しようとしている企業が、通常のように賃貸でワンフロアを借りる場合と、シェアオフィスの一区画を借りる場合のメリット・デメリットを詳しく検討しています。著者はシェアオフィスの貸主の立場なので、どちらかと言えばシェアオフィスの経営者目線の分析が多いように感じます。

オフィスを借りる側の生の意見があまりわからなかったな、ということで、当初期待していた内容とは違ったのですが 、どんな企業や団体がどのような用途でシェアオフィスを借りているのか (シェアオフィスを借りている外資系は日本に進出したばかりのところが多い??とか) の分析は結構面白かったです。

コロナ前の著作なので、最近のオフィス需要に関する動向も踏まえた増補版が欲しい~。

 

 

自宅外部にオフィスを借りたいなぁ、という思いは日々高まっているのですが 、問題はシェアオフィスも貸事務所も田舎にはちょうどいい選択肢がほとんどないことなんですねぇ…。