最近は書店や図書館に行く機会もめっきり少なくなってしまい、存在も知らなかった本に偶然出会う、ということがほとんどなくなってしまっているような気がします。
Amazon は利用履歴に基づいて本をリコメンドしてくれますが、自分の好みとは離れたところに、何か面白い本が存在するんじゃないか、と考えてしまうんですよねー。書店や図書館にいくと、棚を隅々まで巡って興味がある分野もない分野もチェックするのが常です。
さて、書店や図書館に生きづらい昨今、本との偶然の出会いを作るにはどうしたらよいでしょう?ということで、最近実践している方法をご紹介します。
新着図書
Twitter で「新着図書」と検索してみると、各地の図書館に新しく入った本をチェックすることができます (多くは背表紙 or 表紙の写真付き)。
最近発売された話題の本、小説だけでなく、専門書も揃っています。しかも司書さんによる厳選済み。
これからどんな本を買おうかな、借りようかな、という参考になりまくります。
雑誌の書評
多くの雑誌に書評コーナーが設けられていますが、案外見落とされがち。雑誌のメイン記事とは違う、埋め草的、おまけ的位置づけだからでしょうか。
雑誌によっては、話題の本しか紹介していなかったり、スペースが少なくて本の魅力を伝えきれていなかったり、と残念なものもあります (特にファッション誌)。
しかし、書評に力が入っているな! と思う雑誌もいくつかあるのです。
たとえば、「週間エコノミスト」。書評ページが 5 ページも確保されていて、この雑誌の読者が興味を持ちそうな本が 9 冊も紹介されています。
他にも「サライ」や「週間ダイヤモンド」も 3 ページにわたって 9 冊ほど紹介しています。テーマに従って選書されている本は新刊に限らないので、しばらく前に刊行された良書に出会えることもあります。
雑誌を 1 冊 1 冊調べるのは面倒ですが、電子雑誌のサブスクを利用していると各誌の書評を簡単にチェックできて便利です。
↓は d マガジン。