今週のお題は「好きなお茶」…ということでお茶のパッケージに関する本&パッケージが素敵なお茶の話。
先日出版されたばかりのこちらの本『憩うためのパッケージ・デザイン コーヒーとお茶』はコーヒーとお茶のパッケージを集めた、写真集のような本。
コーヒーやお茶は、豆や茶葉の見た目から味を想像するのは難しいものです。
実際のところは味は千差万別で、どうしてそのお店がその豆や茶葉を選んだのかにも明確な理由が存在するはずなのですが…
というわけで、そのコーヒーやお茶を誰に飲んでほしいのか、どこで飲んでほしいのか、いつ飲んでほしいのか、飲んでどんな気持ちになってほしいのか、という販売者の思いを込めたものがパッケージ、というわけなのです。
そんなメッセージが詰まったパッケージを集めたこの本を眺めながら、このお茶は友達と一緒に、このお茶は元気を出したいとき…なんて、パッケージから飲むシチュエーションを考えながらお茶を選ぶのも楽しいものですよ。
この本のチョイスで面白かったのは、欧米のみならず、中国、台湾、韓国、日本のデザインの紹介が多かったところ。コーヒーや紅茶関連では、アジアのデザインに着目した本があまりないので、新しい発見・出会いがあってそこも見どころです。
そして、私が好きなお茶がこちら。
瀬戸内クラフトティー3点セットtea-factory-gen.com
瀬戸内で作られた茶葉を使った煎茶・ほうじ茶・和紅茶のセットで、瀬戸内を感じさせるパッケージが素敵です。
実店舗は尾道のほそーい目立たない路地にある隠れ家的な小さな古民家で、雰囲気が最高です。店内で飲むのもまったりできてよいし、テイクアウトして尾道水道を眺めながら飲むのもまた良いのです…!
今はなかなか店舗を訪れることができませんが、パッケージを眺めているとわくわくします。お店にいった気分を想像しながら、ゆったりした気分で飲みたいお茶です。