今週金曜日はブラックフライデー。ということで、いろいろな場所でセールが始まりましたね。
ブラックフライデーセールに先駆けて、Kindle Unlimited にお安く登録できるキャンペーンをしています (過去に登録したことのあるユーザーなど、キャンペーン対象にならないユーザーもいます)。
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今回は、Kindle Unlimited で読み放題対象のおすすめ翻訳関連書籍をいろいろとご紹介します。
※ 2022 年 11 月 23 日時点の情報です。
- 通訳翻訳ジャーナル
- 字幕翻訳とは何か
- 字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ
- 越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文
- 好きな英語を追求していたら、 日本人の私が日→英専門の翻訳者になっていた
- 翻訳者になるため、続けるためのヒント
- 翻訳ツール大全集
- 翻訳者のための英文メール実例100
通訳翻訳ジャーナル
一般に販売されている通訳・翻訳業界誌と言ったらこれ。最新のトピック (イベントや業界の動向) に加え、通翻訳者の営業法や勉強法に関する特集など、読み物も豊富です。
バックナンバーに加え、最新号も比較的早いタイミングで Kindle Unlimited にくるので、イカロス出版さん正気か…?という感じです。
字幕翻訳とは何か
字幕翻訳を手掛け、スクールも運営している日本映像翻訳アカデミー著。
字幕翻訳のルールを実際の例文を基に分かりやすく解説してくれる本です。
最近ではいろいろな場面で動画が使われるようになり、産業分野でも字幕翻訳を依頼されることも増えてきました。いきなり字幕翻訳を依頼されて困った!というときにもぜひ。
字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ
字幕翻訳者の太田直子さんによるエッセー。
字幕を翻訳しているときにあるある…なトラブルを面白おかしくつづっています。
本書で披露される字幕翻訳の苦労や楽しさは、どの分野の翻訳者でも思わず共感できてしまうはず。
越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文
著者が翻訳学校で教えた経験から集めた、誤訳しやすい文たち。正しく訳すの、本当に難しいです…。
実務翻訳じゃこんなに凝った文はでないよ…と思いつつ、文法を再勉強しようと思わされる本。
好きな英語を追求していたら、 日本人の私が日→英専門の翻訳者になっていた
日英翻訳者の松本佳月さんが、どのように翻訳者になったのか、どのように仕事をしているのかをつづった本。
翻訳を仕事にしたい、と思っている人に読んでほしいです。
翻訳者になるため、続けるためのヒント
英日・日英翻訳者の渡邉ユカリさんが、実際の経験から、翻訳者になるにはどのような経験を積めばよいのか、仕事を獲得するために顧客にどのようなアプローチを取ればよいのかを紹介してくれる本。参考資料も豊富です。
翻訳者としてキャリアを積む方法に悩んでいる方にお勧め。
翻訳ツール大全集
CAT ツールを使うと仕事の幅が広がるというけれど、高いし、操作方法もよくわからないし…ということでなかなか手が出せない人も多いはず。
本書は、Trados、MemoQ、Memsource など、翻訳支援ツール (CAT ツール) の使い方を、画像をまじえて分かりやすく説明してくれます。
無料で使えるツールもあるので、本書を参考に CAT ツールを試してみるのはいかがでしょう?
翻訳者のための英文メール実例100
仕事への応募、トライアル受験、受注、納品、納期交渉…といった翻訳者ならではのシチュエーションの英文メールを紹介してくれる本。めちゃくちゃニッチですね!!?
英文を書くのが苦手…な英日翻訳者さんはけっこういますが (私もその一人)、昨今の円安を受けて、海外の翻訳会社と取引したいと思っている方も多いはず。そんなときの心強い味方です。
これから翻訳者になろうという人は、翻訳者と翻訳会社ってこんなやり取りをしているんだなぁ~というのを知れるかもしれません。