このブログではときどき電子書籍を話題に挙げていますが、娯楽のための読書だけでなく、調査や勉強にもよく使っています。
特に電子書籍が調査や勉強に向いていると思うのが、以下のような点です。この辺は、電子書籍を使ったことがあればなんとなくわかるでしょう。
- 検索性が高いので、目的のページにすぐに移動できる
- わからない用語などが出てきたらすぐに Web で検索できる
- ハイライトを付けたり、メモを書き込んだりできる。ハイライト箇所とメモをまとめて確認できる
- 電子書籍から文章をエクスポートしたりコピペしたりできるので、自分用の資料作りや引用が簡単
※電子書籍サービスによっては、利用できない機能もあります。
いろいろな電子書籍サービスがある中でも Kindle を好んで使っている理由は、ブラウザ版 Kindle の「メモとハイライト」という機能が便利だということ。
今まで Kindle で読んだ本のハイライト箇所とメモを、いちいち本を開かなくても一覧で見られるのです!
しかも、Kindle Unlimited や Prime Reading で借りて返却済みの本に付けたハイライトとメモも確認できるのが最高!
「メモとハイライト」を使う方法は、Web ブラウザで Kindle Cloud Reader にアクセスして [メモとハイライト] をクリックするか、https://read.amazon.co.jp/notebook に直接アクセスするだけです。あとは、目的の本を選択すれば、その本に付けたメモとハイライトがすべて表示されます。
たとえばこんな感じ。
ここからコピペして自分用のノートにまとめましょう。
このページで返却済みの Kindle Unlimited 本のメモとハイライトを見られると知ってからは、勉強用に借りた本を気兼ねなく返せるようになり、Kindle Unlimited の貸出枠をより有効に使えるようになりました(以前は、勉強ノートにまとめるまで借りっぱなしにしていたので)。
さて、「メモとハイライト」の画面には [検索] フィールドがありますが、検索対象は本のタイトルと著者名だけなのが少し残念なところです。
なので、複数の書籍にまたがってメモとハイライト箇所を検索したい場合は、ちょっとした工夫が必要ですね。メモとハイライトの内容を書き出したファイルを用意して grep 検索をかける…とか (幸い、「メモとハイライト」ページではテキストをコピーできますし、PC 版 Kindle にはメモとハイライトを html ファイルにエクスポートする機能があります)。
ということで、ご興味があれば Kindle Unlimited を活用してみてください~~~。