もはある日記

岡山県の西端で、英日翻訳をしています。ここに「も」ステキなもの「は」いっぱい「ある」よ!

読書:『三色ボールペン情報活用術』

先日『読書を仕事につなげる技術』を読んだところ、読書中に気になった箇所に線を引く→コメントと共にノートに転記して読書ノート作成、というのを推奨していました。

 

そこで、本に線を引くにあたって、良い手法はないかな~と思って手に取ってみたのがこちらです。 

三色ボールペン情報活用術 (角川oneテーマ21)

三色ボールペン情報活用術 (角川oneテーマ21)

 

三色ボールペン、ひと昔前に流行りましたね。

 

具体的に、三色ボールペンをどのように使うかというと、以下のように使い分けるそう。

  • 赤: 客観的に見て、最も重要な箇所
  • 青: 客観的に見て、まあ重要な箇所
  • 緑: 主観的に見て、自分がおもしろいと感じたり、興味を抱いたりした箇所

 

そして、線を引くときのポイントはこんな感じ。

  • 最初は、重要そうな箇所に青を引きながら読んでいき、読み進めていくうちに最も肝心な箇所が見えてくるはずなので、そこに赤を引く (青の上に赤を重ねてもよい)。
  • 緑は、本にいくばくかでも興味を持てば、自ずと入ってくる。

 

本の中で客観的に重要な部分は誰が読んでも (「客観的に」なので) 一緒になりますが、主観的な興味は人それぞれなので、緑の線を入れた箇所には各人の個性が現れます。この三色方式で他人が読んだ本を読んでみたくなりますね。

 

さて、この本で私が緑を入れた一例をあげると、ノートテイキングに関する箇所です。

授業のノートを、三色方式でとるとき、緑が多くなりすぎてしまうと、そのノートは偏った内容になってしまう。緑は試験にはほとんど関係ないところだ。まずは、赤・青チェックをきちんとして、先生が要点だといったところをきちんと押さえておくことに集中しなくてはならない。(98 ページ) 

この 1 年、オンライン開催となるイベントが増えました。地方在住者としては、勉強会に参加するチャンスがぐっと多くなり、うれしい限りです。同時に、講義の内容をノートに記録する機会も増えていたので、ノートテイキングに関する記述が特に気になったのでした。

もともと授業を聞きながらノートを取るのが苦手だったので、この後はノートの取り方・作り方に関する本でも読んでみようかな、と考えています。