もはある日記

岡山県の西端で、英日翻訳をしています。ここに「も」ステキなもの「は」いっぱい「ある」よ!

翻訳者の繁忙期

確定申告の準備を進めています。

1 年の売り上げを見ていると、おおむね安定しているのですが、ときどき死にそうなくらい忙しかったことが思い出されます。今年こそは仕事を詰め込みすぎないぞ!とか、一時に仕事が集中しすぎないようにするぞ!といつも決意するのですが、だいたい年の後半になると忘れてしまうんですよね。

どんなタイミングが忙しくなるかというと…。※あくまで個人の例です

世間的な長期休暇前/中

GW、お盆、年末年始などの前には、休暇前や休暇明けに納品してほしい案件の依頼がどさっときます。クライアントの手元にいっぱい仕事があるうえ、世間の休暇に合わせて休暇を取る翻訳者も多いという事情もあり、世間が休みの間も稼働する翻訳者の引き合いが増えます。また、子供のいる翻訳者の稼働率が子供の春休み、夏休み、冬休み期間に下がってしまう分、他の翻訳者に仕事が回ることもあります。

ソースクライアントの会計期末

年ごと、半期ごと、四半期ごとなどの単位で翻訳予算を決めているソースクライアントの場合、期末になると余った予算を消費するために翻訳依頼が大量に発生することがあります。逆に、期の初めは予算が決まっていなくて依頼が少なくなることも。ソースクライアントとの付き合いが長くなると、繁忙期がなんとなくわかってきます。

金融翻訳者の場合は、会計スケジュールに合わせて複数の企業で一気に仕事が発生するので、一斉にみんな忙しくなるとか、なんとか。

大きな業界イベントの前後

ソースクライアントが主催のイベント/カンファレンスや、世界的な業界イベント (たとえば、ゲーム業界だったら、E3、東京ゲームショウgamescom、自動車業界なら各種モーターショー) の前後は、イベントで使う資料や、イベント後のレポートなどの翻訳で忙しくなります。

本当はイベントにお客さんとして参加したいんですけど、仕事として携わるのも、イベントの裏側が見れて楽しかったりします。イベントはスケジュールが動かせないので、納期もきつくなりがちですが、やりがいがあります。