春~夏は楽しみにしていた映画の延期が次々と決まっていて憂鬱でしたが、秋口になってぽつぽつと面白い映画が上映されるようになってきて、映画館通いを再開しつつあります。
最近見て面白かったのが『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』 。中国のアニメーション映画で、当初は字幕で単館上映されていたものが話題になって吹替で全国展開…。地方在住者としては大変ありがたい。
吹替版の公開に合わせて、各誌の 12 月号で組まれている特集記事も要チェックでした。
アニメージュとアニメディア共に、岩浪音響監督のインタビューが掲載されているのがとても良い…! 吹替版製作にあたって中国語と日本語の違いを踏まえて日本語音声が良く聞こえるように調整したポイントや、最近の中国映画の音作りの傾向など、今まで聞いたことがなかった切り口の音響の話が面白かったです。とはいえ、めちゃめちゃ簡単にまとめられてしまっているので、もっとページを割いてほしかったなあ…!
売り切れていて買えなかったけれど、映画パンフも資料やインタビューで読みごたえがあるそうなので、そのうち買うつもりです。