もはある日記

岡山県の西端で、英日翻訳をしています。ここに「も」ステキなもの「は」いっぱい「ある」よ!

2024 年 2 月に読んだ本

2月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:2711
ナイス数:29

作家で億は稼げません作家で億は稼げません
読了日:02月28日 著者:吉田 親司
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読了日:02月22日 著者:児玉 雨子
絶望鬼ごっこ とざされた地獄小学校 (集英社みらい文庫)絶望鬼ごっこ とざされた地獄小学校 (集英社みらい文庫)
読了日:02月18日 著者:針 とら
渚の螢火渚の螢火
読了日:02月18日 著者:坂上 泉
薬屋のひとりごと 14 (ヒーロー文庫)薬屋のひとりごと 14 (ヒーロー文庫)
読了日:02月18日 著者:日向夏
血圧の科学 (おもしろサイエンス)血圧の科学 (おもしろサイエンス)感想

読了日:02月16日 著者:毛利 博
言葉の展望台言葉の展望台感想

読了日:02月15日 著者:三木 那由他
職業、お金持ち。職業、お金持ち。
読了日:02月11日 著者:冨塚 あすか
「対話と決断」で成果を生む 話し合いの作法 (PHPビジネス新書)「対話と決断」で成果を生む 話し合いの作法 (PHPビジネス新書)
読了日:02月10日 著者:中原 淳
相撲のルール 超・初級編 (これさえ読めばだいたいわかる)相撲のルール 超・初級編 (これさえ読めばだいたいわかる)
読了日:02月09日 著者:中野良一,木谷友亮
プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑感想
「愛」「喜び」「怒り」など1テーマ1見開きで、それを表す多様な語彙・表現と創作者向けのヒントを掲載。フィルムアート社から出ている『感情類語辞典』や『場面設定類語辞典』の類書と言える。この『語彙力図鑑』は『類語辞典』シリーズよりもボリュームの点で大きく劣るが、日本をベースにした創作には向いている本といえるかも(『類語辞典』シリーズは翻訳書なので、掲載されているテーマやシチューエーションが日本にマッチしないこともそれなりにある)。
読了日:02月08日 著者:秀島 迅
70歳のウィキペディアン70歳のウィキペディアン
読了日:02月06日 著者:門倉 百合子

読書メーター

Kindle 本を使い倒すなら活用したい「メモとハイライト」

このブログではときどき電子書籍を話題に挙げていますが、娯楽のための読書だけでなく、調査や勉強にもよく使っています。

 

特に電子書籍が調査や勉強に向いていると思うのが、以下のような点です。この辺は、電子書籍を使ったことがあればなんとなくわかるでしょう。

  • 検索性が高いので、目的のページにすぐに移動できる
  • わからない用語などが出てきたらすぐに Web で検索できる
  • ハイライトを付けたり、メモを書き込んだりできる。ハイライト箇所とメモをまとめて確認できる
  • 電子書籍から文章をエクスポートしたりコピペしたりできるので、自分用の資料作りや引用が簡単

電子書籍サービスによっては、利用できない機能もあります。

 

いろいろな電子書籍サービスがある中でも Kindle を好んで使っている理由は、ブラウザ版 Kindle の「メモとハイライト」という機能が便利だということ。

今まで Kindle で読んだ本のハイライト箇所とメモを、いちいち本を開かなくても一覧で見られるのです!

しかも、Kindle Unlimited や Prime Reading で借りて返却済みの本に付けたハイライトとメモも確認できるのが最高!

 

「メモとハイライト」を使う方法は、Web ブラウザで Kindle Cloud Reader にアクセスして [メモとハイライト] をクリックするか、https://read.amazon.co.jp/notebook に直接アクセスするだけです。あとは、目的の本を選択すれば、その本に付けたメモとハイライトがすべて表示されます。

たとえばこんな感じ。

ここからコピペして自分用のノートにまとめましょう。
このページで返却済みの Kindle Unlimited 本のメモとハイライトを見られると知ってからは、勉強用に借りた本を気兼ねなく返せるようになり、Kindle Unlimited の貸出枠をより有効に使えるようになりました(以前は、勉強ノートにまとめるまで借りっぱなしにしていたので)。

 

さて、「メモとハイライト」の画面には [検索] フィールドがありますが、検索対象は本のタイトルと著者名だけなのが少し残念なところです。

なので、複数の書籍にまたがってメモとハイライト箇所を検索したい場合は、ちょっとした工夫が必要ですね。メモとハイライトの内容を書き出したファイルを用意して grep 検索をかける…とか (幸い、「メモとハイライト」ページではテキストをコピーできますし、PC 版 Kindle にはメモとハイライトを html ファイルにエクスポートする機能があります)。

 

ということで、ご興味があれば Kindle Unlimited を活用してみてください~~~。

電子図書館がかなり便利 - オーディオブックと外国語図書

行きつけの図書館に導入されている電子図書館サービスを最近使い始めました(自治体の図書館がやっている電子書籍の貸し出しサービスです。図書館からもらった ID とパスワードでアプリや Web サイトにログインして、電子書籍を一定期間読むことができます)。

 

きっかけは、外国語書籍。

この館では、電子図書館サービスを数年前に導入しました。コロナ禍だったので、利用者が図書館に行かなくても本を読めるように、という理由も大きそうです。

当初は電子図書のラインナップも多くはなかったので (青空文庫の割合が多くて…)、電子図書館サービスに興味がわかなかったのですが、年々ラインナップが追加されてきています。特にうれしかったのが、外国語の書籍・雑誌が追加されたことでした。

 

借りられる図書を言語でフィルターしようとすると、こんな感じ。

日本語の本よりも英語の本が多い!!!

この電子図書館サービスは Libby というもので、アメリカの OverDrive という会社が提供しています。だから英語の書籍が充実しているのですね (?) 。
とりわけ地方の図書館というのは外国語書籍が少ないものなのですが(あっても英語、中国語、その他その地域に多く住む人の言語に偏りがち)、図書館にあまり所蔵されていない言語の本も電子図書館ではいろいろと利用できるのはありがたい!(近所に住んでいる外国人の知り合いには、電子図書館サービスいいよ!と勧めておきました。外国人住民に対する自治体サービスの向上につながるといいよね、税金払ってるんだし)

 

電子書籍に加えて、オーディオブックも借りられるところも Good です。とはいえ、今のところいくつか外国語の絵本を聴くくらいで、他に面白そうなものがないので今後に期待なのですが。

 

オーディオブックとして提供されていなくても、電子書籍ならデバイス自体のスクリーンリーダー機能を使って、機械音声で読み上げさせることができます。

他にも、電子書籍によってはフォントを変えたり、文字サイズを変更したり、ルビの有無を変更したりもできるので、そういったところに困っていた人は読める本の幅が広がるかもしれませんね (大活字本になっている本も限られますし…)。

この辺も、電子図書館によって図書館のサービスが一段と向上していいなぁ~~~!と思うポイントです。

 

さて、そんな電子図書館サービスですが、他の自治体の運用状況はどうなっているの?というのが気になるところ。参考になるのがこちらの本です。

おそらくは図書館の中の人向けの本ですが、どれくらいの図書館がサービスを導入しているのか? 上記の Libby 以外には電子図書館サービスが存在する? 導入費用はどれくらい (高額な予算がないと導入できないのか)?導入するメリット・デメリットは? どんな人が利用しているのか? どんな本がよく借りられるのか? といった知識欲に応えてくれますよ。

私的心を穏やかにする方法

今週のお題は「元気を出す方法」ということなので、元気を出す…まではいかないながらも、個人的に憂鬱的な気持ちをリセットするためにしている行動について。

 

それは…写経。

 

紙とペンを用意して、お手本を見ながらただ只管に文字を書いていく。

文字を書くことだけに集中すると、日常の嫌な気持ちや悩み事をその間だけはすっかり忘れることができます。

 

写経と言ったら般若心経がスタンダードですが、好きな本のお気に入りの一節を写したっていい。

一日の中でぽっかり空いた 15 分~30 分くらいの有効活用。

文章を書くときはもっぱらスマホやパソコンを使っているので、紙とペンを使うの自体がよい気分転換になったりもするのです。

 

 

そういえば、10 年以上前に善光寺の宿坊で写経体験をしたのですが、このときは特に感慨もなくサラサラ~っとお経を写して終わってしまいました…。それを思い出すだに、昔はあまり悩み事とかもなく楽しかったな…と時の流れをしみじみと感じます。

2024 年 1 月に読んだ本

1月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:3557
ナイス数:36

早稲女、女、男早稲女、女、男
読了日:01月27日 著者:柚木 麻子
ランチのアッコちゃん (双葉文庫)ランチのアッコちゃん (双葉文庫)
読了日:01月26日 著者:柚木 麻子
中世ヨーロッパの世界観がよくわかる クリエイターのための階級と暮らし事典: これ一冊で、ファンタジー作品で必要な中世ヨーロッパの知識が身につく!中世ヨーロッパの世界観がよくわかる クリエイターのための階級と暮らし事典: これ一冊で、ファンタジー作品で必要な中世ヨーロッパの知識が身につく!
読了日:01月21日 著者: 
さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生! (講談社青い鳥文庫)さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生! (講談社青い鳥文庫)
読了日:01月15日 著者:さかなクン
書くのがしんどい書くのがしんどい
読了日:01月14日 著者:竹村 俊助
キミが信頼されないのは話が「ズレてる」だけなんだキミが信頼されないのは話が「ズレてる」だけなんだ感想
仕事で口頭コミュニケーションがうまくいっていない気がするなあ、という人向けかな。
読了日:01月13日 著者:横山 信弘
世界人名物語――名前の中のヨーロッパ文化 (講談社学術文庫)世界人名物語――名前の中のヨーロッパ文化 (講談社学術文庫)
読了日:01月13日 著者:梅田 修
ウサギの天使が呼んでいる (ほしがり探偵ユリオ) (創元推理文庫)ウサギの天使が呼んでいる (ほしがり探偵ユリオ) (創元推理文庫)
読了日:01月10日 著者:青柳 碧人
なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか? 言語学者、小学生の質問に本気で答えるなぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか? 言語学者、小学生の質問に本気で答える
読了日:01月06日 著者:川原 繁人
英国一家、日本をおかわり英国一家、日本をおかわり感想
外国人が日本の食事や食事文化に触れて…な内容。著者はイギリスのフード・ジャーナリスト、トラベル・ジャーナリストであるため、食べ物を描写する言葉が豊富だし、分からないことは徹底的に調べているので、日本人が書いた食レポを読むより興味をそそられるし、勉強になる。なお、著者は日本語が話せないため、巻末の『感謝の言葉』には通訳者も並んでいる。本書に登場する「日本の食のプロ」の日本語は「通訳者」が英語にして「著者」に伝わり、それを著した英語版書籍が「翻訳者」によって再び日本語になったものだと思うとなんだか不思議。
読了日:01月06日 著者:マイケル・ブース
現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全: 脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全: 脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!感想
「読解力」ではなく、読むべきものを見つける力とか、読むべきものを効率的に読む段取り力とか、そんな感じのいろんな人が真似できる能力やスキルのお話がメイン。そんな中でちょろっと出てきた『罪と罰』の読み方の例は面白かったな。
読了日:01月04日 著者:佐々木 俊尚
働く女性が知っておくべきこと グローバル時代を生きるあなたに贈る知恵 (角川oneテーマ21)働く女性が知っておくべきこと グローバル時代を生きるあなたに贈る知恵 (角川oneテーマ21)感想
大学3年生の姪っ子に叔母が人生の知恵を教えるというスタイルで、今の社会ってどうなってるの?を書いた本。各章のトピックは興味深いのだけど、自分は大学生をとっくに過ぎてしまったからか主人公の大学生に共感できず、読み進む手があまり進まなかった。
読了日:01月03日 著者:坂東 眞理子
ファンタジー好きのための 中世ヨーロッパへの誘い (TJMOOK)ファンタジー好きのための 中世ヨーロッパへの誘い (TJMOOK)
読了日:01月03日 著者: 
新世代ミステリ作家探訪 旋風編新世代ミステリ作家探訪 旋風編
読了日:01月02日 著者:浅倉秋成,五十嵐律人,櫻田智也,日部星花

読書メーター

MSCベリッシマ クリスマスクルーズ 2023 - ネタばれ有

前回の記事でも書きましたが、2023 年末に MSC ベリッシマでクリスマス クルーズ (沖縄と台湾を訪れるクリスマスと年の暮れクルーズ | MSCクルーズ) に行ってきました~。

 

クルーズと言えば船内イベントが盛りだくさん。できる限りエンジョイできるようにスケジュールを組みたいし、イベントのドレスコードに合った衣装を持っていきたいものです (ぶっつけ本番でドキドキしておくのもいいけどね)。

 

ということで、通常期のクルーズとクリスマスクルーズはどんな点で違うのか? 

ドレスコードは? 下船観光より優先したくなる船内イベントは? クリスマスのディナーのメニューは? などをまとめてみました!

 

クルーズ全体を通じて

乗船してから下船まで一貫して (12/25 を過ぎても)、船内はクリスマスの雰囲気でした。

船内の装飾

船内は、いたるところにクリスマスの装飾があります。

吹き抜けのところにはお菓子で作られたジオラマが。

他にもプロムナードに大きなサンタや雪だるまのバルーンがあったり、クリスマスツリーが設置されていたりと、通常よりも写真撮影にぴったりなスポットが増えています

 

MSC のクルーズ船はフォトグラファーによる写真撮影サービスがありますが、写真撮影の背景もホリデー仕様のものがたくさんありました。

プロムナードの映像

プロムナード (天井) の映像はクリスマス専用のものが複数あり、通りかかるたびに目を楽しませてくれました。以下の写真はその一部。

12/25 を過ぎても下船までクリスマス仕様でした。

 

アデコ

今回はクリスマスに因んだドアデコをしているお客さんが多かったですね (うちも百均で用意して行きました)。

12/25 を過ぎたらドアデコどうする?は周りのお部屋を見たところ下船までクリスマスのままでOKがアンサーでした。

ドレスコード

船内新聞に載っていたドレスコードは、以下の「ドレスコード」のとおりでした。

クリスマス当日の「カジュアル(ホワイト&レッド)」という指定は珍しいかも?

単に「カジュアル」になっている日でも、22時にプロムナードで開催されるパーティーに合わせた服装の人が多かったです (この服装でクルーズ慣れしている人が見分けられるかも)。

日付 ドレスコード 22時@プロムナード
12/23 (土) エレガント ダンシングシューズ
12/24 (日) カジュアル スターナイトゲーム
12/25 (月) カジュアル(ホワイト&レッド) クリスマスパーティー
12/26 (火) ホワイト ホワイトパーティー
12/27 (水) カジュアル イタリアンナイト
12/28 (木) エレガント スペースパーティー
12/29 (金) カジュアル フェアウェルトロピカルパーティー

その他

上記に挙げた以外にも、レストランのスタッフがサンタ帽をかぶっているなど、クリスマスらしさをいろいろなところに見付けることができました。

クリスマス当日 (12/25)

メインレストランのクリスマス メニュー

メニューはクリスマス専用のものでした!

デザートにパネトーネ (イタリアのクリスマス菓子) がラインナップされているところはなんだかイタリア船っぽい。

サンタクロースがやってくる!

16:00 ~ロンドンシアターにて開催の子供向けイベント。11 歳以下のお子さんにサンタクロースからプレゼントが!(ぬいぐるみやパズルなど、MSC ショップで売っているおもちゃだったみたい?)サンタクロースとの記念撮影もできたみたいです。

12/25 は那覇に停泊中で、最終乗船時間が 16:30 だったので、参加しようと思ったら早めに下船観光から戻る必要がありました。

クリスマス コーラス

19:00~ と 20:30 ~ の 2 回、レセプションエリアで開催。食事とショー観覧の時間と被ったため、参加できず。

ロンドンシアターのショー

「雪を降らせよう」というタイトルのショーで、雪だるまの着ぐるみが登場したりして、クリスマス仕様の内容でした。

 

ショーの最後に、船内の各部署のクルー/スタッフからのクリスマス (と新年) おめでとうのメッセージビデオがあり (このメッセージは、キャビンのテレビでも所定のチャンネルに合わせると見られました)。

ちなみに、メッセージは「メリークリスマス!」の方と、「ハッピーホリデー!」の方がいましたが、この違いは宗教上の理由によるものだそうで。いろいろな国・地域出身の人に支えられたクルーズであることを感じられる、よいビデオでした。

クリスマス パーティー

毎日 22 時からプロムナードで開催されるパーティー。この日のテーマはズバリ「クリスマス」。紙吹雪を飛ばしたりと、いつも以上に派手だった気がします。

クリスマス ナイト ビュッフェ

22:30 ~ ビュッフェにて開催。夕食タイムの後 22:30 まではビュッフェが一旦閉まるので、長い待機列ができていました。

クリスマスらしい映えディスプレイがありました~。激混み&それほど心惹かれる料理はなかったので、写真だけ撮って退散。

 

MSCベリッシマ クリスマスクルーズ 2023 - 出航遅延でどうなった?&その他トラブル

2023 年末に久々にクルーズ (沖縄と台湾を訪れるクリスマスと年の暮れクルーズ | MSCクルーズ) に行ってきました~。

 

クルーズ旅行と言えばトラブル (例えば、前に書いたように台風で旅程が変わるなど) がつきものだと勝手に思っているのですが、今回もやられました…!

 

トラブルに遭遇するといろいろと不安になるもの (寄港地でのスケジュールやお金のこととか)。そんなとき先人のブログなどが役立ったことが多々あるので、私もここに記録しておきます。

強風で出航遅延 - 影響色々

スケジュール ビフォー アフター

元々のスケジュールは以下のとおりでした。

日付 寄港地 到着時間 出港時間 備考
12/21 (木) 横浜   19:00  
12/22 (金) 神戸 14:00 23:59 神戸乗船組は17:00~乗船手続き
12/23 (土) 日航      
12/24 (日) 那覇 13:00    
12/25 (月) 那覇   18:00  
12/26 (火) 石垣 8:00 19:00  
12/27 (水) 基隆 7:00 17:00  
12/28 (木) 日航      
12/29 (金) 日航      
12/30 (土) 横浜 8:00   下船手続き

 

強風のために横浜の出港時間が遅れに遅れ、最終的には以下のようになりました。

大きく影響を受けたのは太字で示した横浜と神戸のスケジュールです。那覇の到着/出航時刻も微妙に変わっています。

日付 寄港地 到着時間 出港時間 備考
12/21 (木) 横浜   12/22 2:00 過ぎ ※1
12/22 (金) 神戸 23:00 12/23  2:00 過ぎ ※2
12/23 (土) 日航      
12/24 (日) 那覇 13:30    
12/25 (月) 那覇   17:00  
12/26 (火) 石垣 8:00 19:00  
12/27 (水) 基隆 7:00 17:00  
12/28 (木) 日航      
12/29 (金) 日航      
12/30 (土) 横浜 8:00   下船手続き

※1

私は神戸から乗船する予定で、出航が遅れているという情報は Twitter (X) で入手しました。InstagramFacebook も見ましたが、一番速報性があって情報量が多いのが Twitter でした。

横浜を出航後は、乗客の電波状況が悪くなるため Twitter のつぶやきが少なくなります。航海中の船の情報を知るには、Marine Traffic がお勧めです。現在地や出航/到着時刻がわかります。

2017 年のコスタネオロマンチカ年末年始クルーズで、悪天候のために晴海からなかなか出航できず、翌日神戸から乗船予定の人が晴海まで行って乗り込まねばならぬという前例があり、今回もそうなるのではないかとドキドキでした。

 

※2

横浜出航が遅れた結果、神戸の到着時間が 14:00 → 23:00 に変更になりました。

この変更により、横浜から乗船した人は神戸で下船不可に。神戸でのエクスカーションを申し込んでいた場合はキャンセル (エクスカーション料金は返金) になったようです。この請求はドル建てで行われるので、申込日とキャンセル日の為替レートの差で、損や得が発生したみたい。

 

神戸乗船組に到着時間と乗船手続き時間の変更が知らされたのは当日の午後以降。旅行会社から 15:00 過ぎにメールと電話で「乗船手続きは23:00以降」という連絡がありました。

港へのアクセスは、神戸ポートターミナル⇔元町間のシャトルバスが 14:00 -翌 1:00 頃まで運行されていて利用できました (横浜乗船組の下船観光のために運行予定だったのでしょう。旅行会社からの日程表には、公共交通機関を使ってくださいと書かれていました)。

ポートターミナルで荷物の一時預かりをしてくれていたので、いったん預けて神戸を観光するのも良かったかもしれません。預けるときに乗船グループを示す番号札をくれます。早めに預けた人の方が早く乗船できました。

なお、港には十分な設備がないのでできるだけ時間通りに来るのがお勧め、とも言われましたが、数百席くらい?の椅子と暖房はあったのでそこまでひどい環境ではなかったです。神戸からの乗客数と椅子の数のバランスがちょうどよかったのかな (とはいえ、神戸からは 1000 人超乗り込んだそう)。

システム更新で乗船手続きが中断…

旅行会社によれば船の神戸への到着時刻は23時でしたが、実際は21:30ごろに到着。予定より早く乗船手続きが開始されました。小さい数字の番号札を持っていた人から乗船していきます。番号 8、9 までは続々と呼ばれていったのですが、その後、乗船手続きがしばらくストップ。システム更新のため手続きを中断しています、とのことでした (ちょうど日付が変わるタイミングだったせい…???)。

避難訓練は真夜中に

そんなトラブルもあり、私が乗船できたのは深夜 1:00 近く。

クルーズ船に乗ったら必ず参加しなければならない避難訓練は深夜 1:30 (!) からでした。避難訓練をしないと出航できないから仕方ない。時間が迫っていたので、荷物をキャビンに置いたら急いで訓練場所のシアターへ。救命胴衣の付け方の説明を受けた後、緊急時の集合場所にみんなで行って解散。短時間で終わりました (以前乗った船では自室から持ってきた救命胴衣を各自で着けてクルーに確認してもらっていたのですが、ベリッシマはキャビンに救命胴衣を備えておらず緊急時に集合場所で配布するとのこと。胴衣姿の写真を撮るのもクルーズの楽しみの 1 つだったのですが、今回はできなくて残念でした)。

なお、深夜に参加できなかった人のために翌日午前中にも訓練が実施されました。

ビュッフェの延長営業 (ありがたい)

ビュッフェは通常は 24:00 で閉まってしまいますが、深夜に乗船した乗客のために深夜 2:00 過ぎまで営業していました。小腹が減っていたので助かった~~~。

オンボードクレジットの付与はある?

行程変更を受けて、船内で使える 100 ドルのオンボードクレジット(OBC)が付与される、という旨の文書が全キャビンに届けられました。

しかし、文書にある付与日になっても OBC は付与されず。実は OBC 付与の対象は横浜乗船の人だけで、神戸乗船組は対象外だったのでした…。紛らわしい!

神戸乗船組に OBC が付与されなかったのは、船会社の規定に「何らかの変更やトラブルが生じた場合、チェックイン済みのお客様には、船会社は責任を負いますが、チェックイン前のお客様には責任を負う必要がない」とあるからだそうです。

チェックインのタイミングで船内チップ(ホテルサービスチャージ)の額が変わる…?

クルーズ船では 1 泊あたりいくら、で船内チップ(ホテルサービスチャージ)を請求されます。

今回は日付をまたいで乗船手続きが行われたため、神戸乗船組は 22 日にチェックインした人と 23 日にチェックインした人に分かれました。機械的に計算して、前者は 8 泊分の船内チップ、後者は 7 泊分の船内チップが請求されることになり、微妙なチェックイン時間の差で請求金額が変わるなんて何事!?とまたひと悶着ありました。旅行会社の方が交渉してくださり、最終的には神戸から乗船した人は全員、船内チップは 7 泊分でよくなった模様です。

その他のトラブル

キャビン番号が乗船ギリギリまで分からない!

クルーズ旅行出発前の話。

荷物を船まで宅配で送る場合、キャビン番号を記載した荷札を付けて、出発日の 1 週間くらい前までに宅配業者に託す必要があります。

が、キャビン番号が載った乗船券が荷物受付の最終日までに届かず。結局、キャビン番号不明のまま送ったのでした (キャビン番号不明でも船名、名前、電話番号を荷札に記載すれば船側で調べて部屋まで届けてくれます)。

預けた荷物が行方不明になるのもクルーズあるある?なので、当日ちゃんと部屋まで届いていてほっとしました。とはいえ、荷物を全部宅配では送らず、1 日分くらいは手で持っていった方が安心かも。

キャビンのテレビが使えない?

キャビンのテレビと言ったら、衛星テレビ番組を見られるほか、船の位置を見たり、ブリッジカメラの映像を見たり、船内イベントをチェックしたり…と暇があれば眺めるものなのですが、今回は入室したときに ↓ の状態で、何も操作ができず…。

リモコンの数字ボタンを押すと「Location」欄に数字が入力されます。ここにキャビン番号を入れるとテレビが使えるようになりました。

ヤマト運輸のカウンターが大盛況

今回のクルーズでは、ヤマト運輸が船内に特設カウンターを設置して、帰りの荷物の宅配を受け付けていました。段ボール箱も販売していたので、お土産を沢山買っても安心でした。

ところがその箱、早い段階で売り切れてしまったようです。スーツケースに付ける荷札も早々になくなってしまったようで。それ以降に荷物を送りたいという人に対しては、横浜のターミナルで対応します、という案内がありました。

なお、船までヤマト運輸で荷物を送った人の分の荷札は印刷済みでカウンターに用意されていたので、急いでカウンターに行かなくても大丈夫でした (往路で利用した人は復路も利用する可能性が高いもんね)。

ラゲージタグが届かない

下船前夜のこと。大きな荷物は下船前夜に所定のラゲージタグをつけて部屋の外に出しておくと、船のスタッフが回収してくれ、下船後にターミナルで受け取ることができます。

このラゲージタグ、下船前日の夕方には届くものかと思っていたのですが、待てど暮らせど届かず、荷物を出す締切時間ギリギリになってレセプションに取りに行きました (汗)。

ラゲージタグが付いている荷物が周囲の部屋から廊下に出されているようだったら、もう自分の部屋にはラゲージタグが届かないものと考えて、さっさともらいにいった方がいいですね。

なお、下船ターミナルにはラゲージタグの番号ごとに荷物がまとめて置かれますが、「ラゲージタグ無し」という置き場もありました。ラゲージタグ無しで出してしまっても問題なかったかも (取り違えて他人に持って帰られないように、自前のタグを付けておく必要はあり)。下船前夜のレセプションは混んでいて、順番待ちに随分時間がかかるので。

 

印象に残ったのはこんなところです。何も起きない方がむしろ珍しいくらいなので、トラブルも楽しんでいきましょ~~~