**今週のお題「2024こんな年だった・2025こんな年にしたい」**
世の中はもう日常に戻っているようだが、私はまだ冬休みを続けている。
今まで長く続けていた仕事を 2024 年末で降りた。2024 年の半分は、その引継ぎに費やしたといってもいい。
まぁ、フリーランス翻訳者の引継ぎなんて大した作業もしないのだけど…と単価を見て思う。
そこにはソースクライアントからのフィードバックを事細かく把握して反映する代金は含まれていないし、ましてや後進を育成する教育費も、代わりの翻訳者を探す労力の対価も含まれていないのだから。
そういったことは翻訳会社の責任でやってもらって。
で、2025 年になった今は次の仕事に向けたチャージ期間だ。もとい、まだ営業する気が出ないだけだ。
休みに飽きたら新規開拓をするぞ!などと思っていたりする。
ジャンルは引き続き IT、モビリティ、観光系で、できればピンポイントで「船」や「クルーズ」関係の仕事が取れればいいなと思いつつ。
さて、先日 1 月 6 日 (月) は単身神戸に遊びに行ってきた。
大きな目的は帆船「日本丸」の出航を見送ること。
各地の商船高等専門学校の生徒たちがシンガポールへの遠洋航海に出航する。
帆船を見るのは初めてだったので、その迫力に圧倒される。
帆 (柱) がとても絵になるね。
これまで船に乗って見送られる立場ばかりだったので、見送るのも新鮮だった。
タグボートってそんな動きをしていたのね、とか。
ついでに、神戸空港へ。
神戸空港と関西空港の間を「ベイシャトル」という船が結んでいて、その御船印を入手するためだ。
船が好きなことが高じて、2024 年から御船印集めを始めることにした。
御船印というのは御朱印の船版みたいなもので、船に乗る (または乗船券の販売所を訪れる) と購入できる記念品だ。
寺社仏閣やお城など、観光地の拝観券は、記念になるようなデザインになっていることが多い。
しかし船は…といえば、観光船を除けば、住民の足として使われるものでもあるので、列車の切符と同様、乗船券のデザインは味気ないものばかり。
そこで船旅の記念になるのが御船印というわけだ。
家族で御船印帳をめくりながら、この時はあそこへ行ったよね、とか語り合うのはとても楽しい。
日本丸の見送りで 2 種の記念印、神戸空港で 1 種の御船印を入手して、この日の目的はすべて達成となった。
神戸空港には、ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんの作品を展示するコーナーが常設であって、作品を見たり、離発着する飛行機を見たりと、ちょっと時間をつぶすにはちょうどよい感じだった。
2025 年は既にいくつか船旅の予定が決まっている。
①沖縄・台湾クルーズ
②長距離フェリーの旅
③瀬戸内海の小さな島の本屋を巡る旅
④瀬戸芸の島めぐり
ブログでレポートするのが楽しみだ。